20代でやるべきこと。偉人やビジネスマンが教えるありがたいアドバイスをご紹介

社会人になるとあっという間に時間が過ぎていきます。20代という若い時間は、長い人生から見るとたった10年しかありません。

20代のうちにさまざまな経験をすることで、今後の人生をより豊かなものに変えることができます。

自分らしく人生を歩むために、20代でやるべきことについて、ありたがいアドバイス（名言）とともにご紹介します。

20代のうちにやるべきことは「視野を広げること」

学校というコミュニティが世界の全てだった学生時代が終わり、いざ社会人になっても、まだまだ視野は狭いまま。

視野が狭いことはネガティブに捉えられやすいですが、この先いくらでも世界を広げられるので、決して悪いことではありません。

今後の人生をより豊かなものにしたいなら、20代のうちはとにかく視野を広げましょう。

さまざまな知識や世界に触れることで、今までは考えられなかった選択肢も見つけられます。

人生が変わる20代でやるべきこと5選

具体的にどんなことをやれば、視野が広げられるようになるのでしょうか？

人生が変わる20代でやるべきことをご紹介します。

1.興味のある分野のスキル・資格を取得する

学んで得た知識は日々蓄積されます。そして目標に向かって計画した戦略は、なにか新しい経験へとつなげるきっかけにもなります。

嫌いなことではなく、興味のあること好きなことでいいので、知識やスキルを身につけたり、極めたりしてみましょう。

「資格を取得する」という明確な目標を持つのもよいです。

なんでもいいので、日々勉強を積み重ねればその分知識が蓄積され、より視野が広がります。

2.海外旅行・留学をする

海外へ行って、日本の常識が通用しない世界に触れるのもおすすめです。

旅行で知らない世界を覗き見るのもよし、語学留学で話せる言語を増やしより広い世界を見るのもよし。

海外へ行くこと自体が、自身の価値観や考え方に大きな影響を与えてくれます。

3.副業や投資などお金を生み出す知識を身につける

近年の社会情勢を見ればわかる通り、会社や国に頼って生きること自体が難しい世の中になってきました。

すでにフリーランスや個人事業主など、会社に頼らず自分の力だけで稼いでいる人は増えています。

「独立を目指せ」「フリーランスになれ」というわけではなく、自分自身でお金を生み出せる知識を20代のうちから身につけると、時代が変化しても柔軟な対応ができるようになります。

コツコツ稼げる副業でも投資でも、興味のあることから知識を身につけましょう。今は多種多様な働き方があるので、より自分に合った稼ぐ手段が見つかるかもしれません。

転職を経験する

転職は視野を大きく広げられる手段のひとつです。

転職をするなら20代のうちがよいでしょう。30～40代でも転職はできますが、年齢を重ねるほど仕事やプライベートでの責任が大きくなり、失敗に対するリスクを取れなくなってきます。

また、20代のうちなら失敗してもいくらでもやり直しが効きますが、30代以降は失敗したころには時すでに遅しということもあるため、思い切った転職はなかなか難しいものです。

終身雇用が当たり前ではなくなってきた時代、20代で思い切って転職をし、スキルアップを目指すのもよいかもしれません。

親に感謝をする

無事に20代を迎えられたのは、やはり育ててくれた親がいるからこそです。

親はいつまでいてくれるかわかりませんし、親孝行をしたいと思ったころには、時すでに遅いといったことも考えられます。

だからこそ、親が健在なうちに感謝の気持ちを伝えて、少しずつ親孝行を始めていきましょう。

偉人・ビジネスマンの名言から得るアドバイス

偉人や有名なビジネスマンは、人生に影響を与えるような数々の名言を残しています。

人生を豊かにしてくれるかもしれない、偉人・ビジネスマンの名言から得るアドバイスをご紹介します。

フリードリヒ・ニーチェの名言

『若者を確実に堕落させる方法がある。違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである。』

ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの名言です。

ニーチェは誰かから教えられるのではなく、自分で考えて学ぶことを大切にしていました。

当時は、キリスト教の教えが正しいと言われていた時代。そんな中でキリスト教を否定していたため、一部からは反道徳的と非難されていました。

ニーチェが残したこの名言は、違う考えを持つ人を排除せず、むしろ尊重していくべきだというアドバイスです。

同じ考えの人同士で結成されたコミュニティは、たしかに居心地のいいものかもしれませんが、そこから新しい世界が広がることはありません。

違う考えも受け入れて、視野を広げることこそが、より成長へとつながるということなのでしょう。

スティーブ・ジョブズの名言

『偉大な仕事をする唯一の方法は、あなたがすることを愛することだ。まだ見つかってないなら探し続けろ。落ち着いちゃいけない。まさに恋愛と同じで、見つかればすぐにそれとわかる。』

iPhoneなどを世に生み出したAppleの創設者であるスティーブ・ジョブズの名言です。

社会に出て働くようになったら、今の仕事が本当にやりたいことなのか、このままでいいのかわからなくなることもあるでしょう。

しかし「自分に向いていない」「仕事が苦痛だ」と、愚痴を言っているだけではなにも変わりません。

行動をすること、仕事に対する考え方を変えることが重要だとわかる名言です。

岡本太郎の名言

『友達に好かれようなどと思わず、友達から孤立してもいいと腹をきめて、自分をつらぬいていけば、ほんとうの意味でみんなに喜ばれる人間になれる。』

「太陽の塔」などの作品で知られる岡本太郎の名言です。

友達に好かれたいと思うばかりに、自分の個性を消してしまうのは非常に辛く苦しいものです。

むしろ偽りの自分を見せたところで、本当に好いてくれる友達はできないかもしれません。

それならばいっそのこと、どう見られようと気にせずに自分を貫いていれば、いずれ周りは本当の自分を好きな人ばかりになっているはずという教えです。

世界は広くて、必ずしも今のコミュニティだけが全てではないことに気づかせてくれます。

ガリレオ・ガリレイの名言

『私は、何も学ぶべきものがないほど愚かな人に会ったことはない。』

望遠鏡を発明したガリレオ・ガリレイの名言です。

どんな人にも自分にないものを持っていて、学べる部分はあります。たとえ嫌いな先輩にも、要領の悪い後輩にも、学べる部分はあるはずです。

勝手に「この人と一緒にいてもなにも学ぶべきものはない」と判断するのではなく、どんな個性を持っているのか、まずは自分にないものを探すところから始めてみましょう。

いい印象を抱いていなかった人に対しても、違った視点から見ることで、考え方や向き合い方が変わるかもしれません。

理想の人生を手に入れたいならば20代のうちにさまざまな挑戦を

人によって理想の形は違います。しかし理想は誰しも持っているものであり、人生経験を積むことで、形はどんどん変化していきます。

人生を豊かにし、自分が思う理想を手に入れたいのであれば、20代のうちにさまざまな世界に触れて視野を広げましょう。

知らない世界に触れることで、知識や経験が豊かになり、自分らしい理想の人生へ一歩ずつ近づけるようになるでしょう。