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新社会人は腕時計をつけるべき?選び方のポイントや注意点
2022.12.21

新社会人は腕時計をつけるべき?選び方のポイントや注意点

 

新社会人になったら腕時計を準備するべきと言われています。

 

ただし最近では、時間を確認するだけならスマートフォンで事足りるため、腕時計は不要と考える人も少なくありません。そもそも新社会人にとって腕時計は必要なアイテムなのでしょうか?

 

腕時計の必要性とともに、選び方や注意点について解説します。

 

新社会人は腕時計を用意すべき?つける意味を解説

 

新社会人の必須アイテムとして紹介される腕時計ですが、「時間を確認するだけならスマートフォンだけでも十分では」と思う人も多いでしょう。

 

そもそも腕時計をつける意味はあるのでしょうか?

 

腕時計を用意すべきなのか、スマートフォンにはない腕時計の魅力についても解説します。

 

腕時計は必須ではないが印象がよくなる

 

腕時計が新社会人の必須アイテムだったのはひと昔前であり、現在は必須ではありません。

 

最近では、老若男女問わず腕時計をつけない人が増えています。日本だけでなく、スーツの本場である欧米でも、腕時計をつける人は減っているようです。

 

腕時計をつける人が減っているのは、スマートフォンの普及が大きく影響していると考えられます。さっと画面を見るだけで正確な時間を把握できるため、わざわざ腕時計を用意する必要性が低くなったのでしょう。

 

しかし、スマートフォンは非常に多機能なため、さっと時間を確認しているだけのつもりでも、周りから見たら集中していないような印象を受けやすいです。場合によっては、スマートフォンを出すこと自体が失礼になるシーンもあります。

 

また現在でも、社会人はきちんとした腕時計をつけるべきだと考える人も一定数います。そのため、スマートフォンで時間を確認するよりも、腕時計をつけていたほうが印象はよくなりやすいです。

 

腕時計を付けると時間管理が上手くなる

 

さっといつでもどこでも時間を確認できる腕時計は、スマートフォンのようにわざわざ起動させる必要もないため、単純に便利です。

 

こまめに時間を確認しやすくなるため、時間管理がしやすくなります。

 

オシャレを楽しめてモチベーションアップにもつながる

 

腕時計はアクセサリー感覚でオシャレを楽しめる数少ないアイテムです。

 

とくにスーツスタイルのビジネスマンは、基本的にピアスやネックレスなどのアクセサリーをつけません。

 

見える面積が少ないため、自分のこだわりを取り入れやすいのも腕時計ならではの魅力です。

 

自分が好きなものを取り入れられる部分があると、仕事に対するモチベーションアップにもつながりやすくなります。

 

新社会人におすすめの腕時計の選び方

 

新社会人は、ビジネスシーンに適した腕時計を選ぶことから始めましょう。新社会人におすすめの腕時計の選び方を解説します。

 

文字盤が見やすい腕時計を選ぶ

 

腕時計でもっとも重要なのは、時計としての役割です。

 

ビジネスシーンで使用するなら、ひと目で時間を把握できる、文字盤が見やすい腕時計を選びましょう。

 

おすすめは、文字盤と針のコントラストがくっきりしているデザインです。

 

インターネットで購入するのもいいですが、見やすさを重視するのであれば、店舗へ足を運んで、実物を確認しながら選ぶことをおすすめします。

 

デジタルよりもアナログ

 

デジタル腕時計は時間を確認しやすいですが、カジュアルな印象になりやすいため、ビジネスシーンでは避けた方がよいです。できればアナログの腕時計を選んでください。

 

ただし最近では、文字盤が小さく上品なデザインのデジタル時計も増えつつあります。

 

デジタルの方が都合がいい場合は、スーツと合わせて違和感のないデザインの腕時計を選びましょう。

 

ビジネスシーンに合った目立ちすぎないデザインがマスト

 

ビジネスシーンで身につける腕時計は、とにかく目立ちすぎないことが重要です。

 

フルコーディネートしたときに、腕時計だけが悪目立ちしないよう、普段から使っている靴やベルトなどの小物と合わせてデザインを選びましょう。

 

おすすめの選び方は以下の通りです。

 

・ベルト:太すぎない革か金属製。革製ならば靴やベルトと同系色を選ぶと合わせやすい。

・文字盤:白、黒、グレー、ブルーあたりの落ち着いたシンプルな色。三針タイプ。

・大きさ:40mm以下目安で厚みは少なめ。

・デザイン:全体的に装飾が少なくシンプルな印象のもの。

 

なお、女性の場合はもう少し華やかな色味のものでもOKです。アクセサリー感覚で使える華奢なブレスレットタイプは上品でオシャレなので、ビジネスシーンだけでなくプライベートでも使いやすいでしょう。

 

高級すぎないブランドから探す

 

新社会人がいきなりハイブランドの腕時計を着用するのは、分不相応と受け取られる可能性があります。明らかなハイブランドの時計は避けるべきです。

 

ただし、安価な腕時計も社会人としてふさわしいとはいえません。

 

新社会人の腕時計に適している目安は、だいたい5万円以下のもの。SEIKO(セイコー)やCITIZEN(シチズン)など、誰もが知っているブランドの腕時計を選ぶのが理想的です。

 

スマートウォッチは問題ないが注意も必要

 

スマートウォッチは予算的にも申し分なく、ビジネスシーンでも役立つ機能が多いため、新社会人の腕時計として適していると言えるでしょう。

 

新社会人だけでなく、40~50代以上のビジネスマンも、スマートウォッチをつける人が増えています。

 

ただし、ビジネスシーンで身につけるものなので、デザインには注意してください。

 

デジタル表示にする場合はすっきりとしたフォントで、アナログ表示にするなら三針タイプの文字盤を選びましょう。

 

また、大きさはスーツの袖口にすっきり収まるくらいが理想的です。ベルトはスーツに合わせやすいシックなカラーのものを揃えておきましょう。

 

新社会人は腕時計をつけた方が印象アップに繋がる!

 

新社会人は一つひとつの行動がなにかと目立ちやすい立場です。だからこそ、スマートフォンで時間を確認するのではなく、腕時計をつけた方が印象はよくなります。

 

また、令和になった現在でも、腕時計をつけることが社会人としてのマナーと考える人も一定数います。

 

必要性は高くないと思われがちですが、さっと時間を確認できて便利なので、用意しておいて損はないでしょう。