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入社前の準備はなにが必要か。用意すべき持ち物や書類、マインドを解説
2022.12.20

入社前の準備はなにが必要か。用意すべき持ち物や書類、マインドを解説

 

入社前は社会に出る前に残された貴重な自由時間です。

 

学業はもちろん、思い出作りもたくさんしたいところですが、よいスタートダッシュができるように、入社へ向けて準備を進めておくことも大切です。

 

入社前になにを準備しておくべきか、持ち物や書類、マインドについて解説します。

 

 

新社会人が入社前に準備することを解説

 

入社前に入念な準備をしておくことで、学生から社会人へスムーズな切り替えができるようになります。

 

では実際に入社前になにを準備すればよいのでしょうか?

 

ポイントを解説します。

 

入社する会社の情報収集を行う

 

企業は日々、新しい事業を展開し成長を続けています。もしかすると、就活中に企業研究で調べた情報は古くなっているかもしれません。

 

情報が古いまま入社を迎えてしまうと「こんな部署あったの?」「これってどういうこと?」と、違和感を覚えたり戸惑ったりする可能性があります。

 

まずは入社前に、入社する会社のホームページから最新情報を確認するとこから始めましょう。経済紙や業界紙、プレスリリースなどから競合他社など、業界全体の動きも確認しておくとなおよいです。

 

仕事に関係する知識やスキルを身につける

 

長い人なら内定から入社まで、約半年ほどの自由時間があります。長い自由時間を使って、仕事に関係する知識やスキルを少しでも多く身に着けておくと、仕事が始まってからスムーズに作業を進められるようになります。

 

まずは多くの企業で使われているWord、Excel、PowerPointの基本的なスキルを身に着けましょう。

 

デザイン会社ならIllustratorやPhotoshop、ビジネス色強めで外部との関わりが多いならSlackやChatWorkなど、よく使われているツールについても学んでおきましょう。

 

たとえ資格を取得しなくても、実務で必要な知識やスキルが身についていれば、すぐに活躍できるようになります。緊張をほぐす意味でも、仕事に関係する知識やスキルは身につけておきましょう。

 

生活習慣を正す

 

自由な時間が増えると、つい生活習慣が乱れがちになります。

 

しかし、自分の遅刻や欠席で、他人に迷惑をかけてしまうのが社会人です。たった1回でも、信頼を失う可能性はあるため、生活習慣は必ず正しておきましょう。

 

できれば、前もって入社後の生活サイクル通りに動いておき、体を慣らしておくことをおすすめします。

 

満員電車で通勤する場合は通勤時間が長くなりやすいため、多少の遅延があっても間に合うような生活サイクルを作っておくとよいでしょう。

 

学生から社会人へマインドを転換する

 

学生は遅刻や欠席、失敗をしても自分自身への影響しかありません。しかし、社会人は一つひとつの行動に責任が生じます。

 

学生と社会人の違い、会社の常識、社会人はどうあるべきかを学び、学生から社会人へマインドを転換させておきましょう。

 

とくに「常に他人から見られている」という意識はしっかり持つべきです。会社の人が見ていない場所では、気が緩んだ態度をとってしまう人は意外と多いです。しかし、誰も見ていないと思っていても、実際には見られていることが多々あります。

 

他人から見て自分はどう写っているかを意識して行動できるように、社会人になるという意識を心がけましょう。

 

ビジネスマナーを身につける

 

学生時代とは違い、社会人になると幅広い年齢や立場の人と関わるようになります。そこで意識すべきことは、相手に失礼な態度をとらないように、正しいビジネスマナーを身につけておくことです。

 

たとえば「○○をお願いします」と言われたら、学生ならば「了解しました」と返す人は多いでしょう。しかし、ビジネスマナーとしてはNGです。目上の人に対しては「承知いたしました」「かしこまりました」と返答します。

 

基本的なビジネスマナーを身につけて、いざというときにさっと対応できるように準備しておきましょう。

 

給与・社会保険などお金の知識を学ぶ

 

社会人としてお金の知識を学んでおくことは大切です。お金の知識は生きていくうえで重要なものですが、学校ではほとんど教えてもらえません。

 

給与はもちろん、社会保険や税金などの知識はひと通り学んでおきましょう。

 

また、いざというときのために、申請するともらえる給付金などについても調べておくことをおすすめします。自治体によっては、引っ越しや事業を始める際にお金がもらえる場合がありますが、給付金に関しては大々的に宣伝されているわけではなく、自分から申請しないともらえません。

 

とても大切な知識ですので、少しずつお金について学んでおきましょう。

 

入社前に用意すべき持ち物を解説

 

入社前に準備することはほかにもたくさんあります。忘れてしまいがちな、入社前に用意すべき持ち物について解説します。

 

スーツなど会社にふさわしい服を用意する

 

学生時代は公共のマナーに反していなければどんな服装をしても問題ありませんが、社会人になると会社にふさわしい服装を求められます。

 

スーツなら、ビジネスの場にふさわしいスーツを2~3着用意しましょう。私服で問題ない場合は、オフィスカジュアルを意識した服を揃えておくとよいです。

 

仕事で必要な持ち物を揃える

 

学生時代は使う機会がない「名刺入れ」は、社会人として必須のアイテムです。ほかにも持っておくと便利なものはたくさんあるので、仕事で必要だと思う持ち物は、入社前にひと通り揃えておきましょう。

 

・名刺入れ

・シャープペンシル、ボールペン(消えないタイプ)

・印鑑

・手帳(スケジュールが管理できるならなんでもOK)

・書類を整理するファイル

・荷物を持ち運ぶためのカバン(PCやタブレットが入るくらいの大きさが◎)

・その他、仕事がしやすくなるアイテム(付箋やメモ帳など)

 

人によって必要な持ち物は異なります。事務職や営業職など、仕事ごとに必須アイテムが違うため、何が必要か予めして調べておき、入社前に揃えておきましょう。

 

入社後の事務手続きに必要な書類を揃える

 

入社後にはさまざまな事務手続きを行います。会社によって必要書類の量や種類は異なり、自分で書く書類だけでなく、役所からもらわないといけない書類も多いです。

 

・住民票

・戸籍謄本

・卒業証明書

・印鑑登録、印鑑証明など

 

必要書類はできれば、入社の1週間前までに用意しておくと安心です。

 

また、必須ではありませんが、いざというときに便利なのでマイナンバーカードも申請しておきましょう。作成まで時間がかかるため、早めに申請しておくことをおすすめします。

 

会社のメールや案内に、必要書類について提示されていれば、内容に沿って用意しておきましょう。

 

会社指定の銀行口座を開設する

 

給与を受け取るための銀行口座を開設しましょう。

 

アルバイトなどで使用していた銀行口座をそのまま使っても問題ありませんが、会社側から新しく作ることを勧められる場合もあります。また、会社によっては銀行が指定されていることも。

 

ネットバンキングも一緒に申し込んでおくと、気軽に入出金の確認や支払いができるので便利です。入社日までに開設できるように用意しておきましょう。

 

入社前は学生から社会人へと変わるための準備を進めよう

 

入社前は学生最後の自由時間を楽しむ時期ですが、同時に社会人になるための準備期間でもあります。

 

入社を迎えた瞬間、学生から行動のひとつひとつに責任が生じる社会人になります。

 

まずは学生気分から社会人へと変わるために、生活習慣を正したり、持ち物を揃えたりなどの準備を始めましょう。

 

だいたい入社の1週間前までに、すべての準備を整えておくと安心です。しっかり整えて、社会人としてのよいスタートダッシュを迎えましょう。